日本人が海外旅行で詐欺に遭いやすい理由

日本人が海外旅行で詐欺に遭うという話はよく聞くが、一番の理由は他人を信頼することが前提だからだ。日本で生活していると、他人を騙すような人が周囲にいることはまずない。

例外的に都市部の繁華街でぼったくりバーのキャッチセールスなどの極一部で悪質な勧誘が見受けられるが、日常生活では、信頼を裏切るような行為にはまず遭遇しない。日本人は根底に武士道精神や助け合いの精神が強く根付いているので、街で知らない人に話し掛けられても、本音で話すことも珍しくない。

日本人は本音と建前を使い分けているので、正直な気持ちが分かりにくいが、欧米人ははっきりと意見を言うのでフランクだという誤解がある。欧米人はよっぽど仲良くない限りは、本音を話すことはない。

欧米社会は個人主義なので、助け合うという概念があまりないため、自分中心で考えている。そのため金を稼ぐには、手段を選ばないという人の絶対数が多いため、他人を信用できないのだ。

騙されてしまえば自己責任のため、できるだけ本音を言わずに場を切り抜けようとする。日本のフードコートでは、鞄を置いたままで席を立ち料理を取りに行く光景をよく見かけるが、これは周りの人で自分の鞄を盗む人がいないという信頼感があるからこそだ。しかし、海外でこのような行為をすると、かなりの確立で置き引きにあう。

気を許した瞬間に、盗まれたり、騙されたるするのが海外では日常的に起きうることだ。海外旅行に行く際は、日本とは違い、色んな人種がいて、貧困に苦しんでいる人も沢山いる。日本の守られた社会とは違うという意識を持ちながら、欧米人のような感覚で相手を見ることでかなりの被害を防ぐことができるだろう。