日本人が米国ではなくアジアで働いた方がチャンスを掴める

英語を学習する上で、目標を設定することは非常に重要だ。英語でネイティブと対等に渡り合うレベルになることは、日本人にとっては憧れであり、目指すべき所だろう。

しかし、漠然と英語を話せたらいいと思うだけでは、毎日継続した努力を維持することは難しい。日本人が英語でペラペラになるには、仕事で英語を使うことが一番だ。日本に住んでいると生活圏に欧米人がいることは少なく、海外との取引がある会社じゃないと、英語の必要性に迫られることはない。

では仕事で英語を使うには外資系企業で働いたほうがいいかというとそうでもない。英語といえば、米国英語がスタンダードになっており、米国で成功するというのはとても魅力的だ。

英語ができてもあくまでもスタートラインに立っただけ
日本人に馴染みがあるのは、何といっても大リーグだ。イチローやマー君レベルの活躍をすると年収10億円以上という、とてつもない富を得られる。

米国は大リーグだけでなく、ハリウッドに代表される映画産業、グーグル、アップル、フェイスブックなどのIT企業など世界的に有名な企業も数多く存在する。

常にイノベーションが起きており、米国発のトレンドが世界に普及するといった流れが戦後は定着している。

このように魅力溢れる米国だが、それだけ米国では激しい競争を勝ち抜く必要があるということだ。英語がペラペラなんて当たり前で、米国に住んでいたら日本人が日本語を使うくらいのレベルを求められる。

米国は移民の国で、世界中から優秀な人材を呼び寄せている。最近ではマイクロソフトのCEOがインド人になったが、これはアメリカ人にこだわらずに、優秀な人材なら誰でもトップになれるということだ。

こうやって英語が堪能だけでなく、グローバル企業のトップになれる人材がゴロゴロいる中で、日本人が活躍するのはかなり厳しい。

また、日本企業も戦後のソニーやホンダといったベンチャー企業がイノベーションを起こして、成功するといった事例も今やほとんどなく、家電製品もサムスン等にシェアを奪われている状況だ。

それこそ、世界で通用するには、幼少から欧米などで英才教育を受けて、世界の優秀な人材にもまれる必要がある。

日本人は米国に留学する数も減少傾向にあり、中国、韓国など学生の方が増えている。このように、日本は良くも悪くも土着的な民族なので、グローバル競争の象徴のような米国で成功するには厳しい現実だ。


アジアでは日本ブランドが通用する

それでは英語を活用する上でどこがいいかと言うと今は東南アジアだろう。米国で日本人であるメリットはほとんどないが、東南アジアでは日本人はかなり優遇されている。

ASEAN各国はほとんどが親日国で、かつ昔は欧米各国の植民地だったことから英語も通じやすい。特にフィリピンは米国のコールセンターの拠点になっており、英会話ビジネスも盛んなことからかなり英語が通じる。

東南アジアでは日本は最も信頼できる国としてトップになっており、重要なパートナーと認識されている。そのため、日本発の製品やサービスが受け入れられやすいためビジネスを有利に進めることができる。

このように、東南アジアは今後経済成長が見込まれ、日本が受け入れられやすい環境下にあるため、海外でスキルアップを磨くために活用しない手はないだろう。