貯金が増える数字を見て喜ぶより海外で知的好奇心を満たそう

僕は貯金をすることにあまり必要性を感じない。もちろん生きていくためにお金は必要だから、散財しないように、計画的にお金を使っている。

しかし、自分の欲望を我慢してまで、貯金しようとは思わない。そもそもお金というは、日本国の信用そのもので、1万円札そのものは紙切れにインクで印刷されたものだ。

ただ、日本国に信用があるので、1万円で色んなものと価値が交換できるというだけのものだ。特に日本は世界的な経済大国なので、円も国際通貨として、米ドル、ユーロの次に流通している。

しかし、円の価値が未来永劫続くことはありえない。よく老後のために5000万円は貯金が必要など言われているが、10年先に円の価値が現状維持する確率はかなり低い。

日本を代表する企業の凋落は連日報道されている通りで、大企業が安泰などということは過去のものになっている。国の借金も天文学的な数字になっており、戦時中に匹敵する債務を抱えている。

しかし、少子高齢化で人口は減り続けている状況で、今後経済成長することはまず無理だろう。このような状況下でいくら貯金しても、国の信用がいつ下がるか分からず、貯金した所でインフレで価値が10分の1に下がることだってある。

だから、貯金するより自己投資して貨幣価値がどうなろうと、日本がどういった状況になろうと、生きていけるだけの能力を身につける必要がある。そのためには、せこせこ節約して貯金するより、英語を学習しているなら、どんどん海外に旅行して、自分の目で世界を知ることで、プライスレスな経験を積むことができる。


・英語は海外で生き抜くための強力な武器

英語ができるようになれば、一気に世界中の人々とコミュニケーションができるようになる。日本人は世界の僅か2%でしかなく、微々たるものだ。その2%の価値観で全てを決めつけてしまうのは非常に危険だ。今後TPPなどで更に、国境なきビジネスが加速化していくだろう。

そういう状況下で、社会が求めているのは、変化に対応できるサバイバル能力だ。これからは会社組織という村社会の中で生きていける保証はない。そうやって、特定の上司だけに好かれても、一歩社外に出れば、全く労働マーケットで通用しない人材になりかねない。

世界をネットの情報だけでなく五感で感じてこそ、自分がグローバル社会でどうやって生きていくかということが肌感覚で分かるようになる。


・インド人のグローバル能力に学ぶ必要性

グーグルやマイクロソフトのCEOは米国人ではなくインド人になっており、ソフトバンクも孫正義氏の後継はインド人にする予定とのこと。

世界の名だたるIT企業のトップが続々インド人になっているのは、何も偶然ではない。それだけ超優秀で、グローバルなビジネス環境に対応できる能力を持っているからだ。インドは10億人を超す大国で、競争はすざましい。だからこそ、サバイバル環境で生き抜く術と英語力を身に付け、米国に渡ると遺憾なく能力を発揮して一気にトップまで昇りつめるのだ。

資本主義社会は、戦国時代のようなもので、よりグローバルシェアを獲得した企業が、業界を制する。日本の携帯電話のように、国内だけでちまちまシェア争いをしていたら、あっという間に、携帯電話業界がiPhone一色に塗り替えられたような現象が起きる。

インド人はこの魑魅魍魎とした下克上の世界で、母国で激しい競争を勝ち抜き、対応できる能力を身に付けているのだ。

しかし、日本は日本人にとって居心地のよい環境で、日本語だけで日本人を相手にするだけで喰っていける。まさにぬるま湯に浸かった状態だが、今後、携帯電話業界のようなグローバル競争があちこちで起こっていく。

だから、日本だけの価値観にどっぷり浸かるのは危険で、そもそも通帳の数字ばかり見て喜んでいる状況ではない。

それよりも、休暇を見つけて海外で出て、自分のキャリアプランや、世界のニーズを体験していくことが何より重要になっている。