TOEICスピーキングテストは英語力を総合的に向上させる

英語力を判断するための基準として世界的にTOEICが採用されており、企業でもTOEICのスコアの目標値を設定するなどして、社員の英語力アップを強化している。

しかし従来のTOEICではリーディング、リスニングのみの試験だったので、TOEICで高得点の人材でもスピーキングができないという事例が増えている。これは至極当然で、聴くと話すは全くの別物でいくら、プレゼンが上手い人の内容を聴いても同じように話すことはできない。読み書きに関しても、論文を読むことはできるが、論文を書くとなると、ほとんどの人は上手く書けない。

まあ日本語なら特にトレーニングしなくても拙い話ならいくらでもすることができるが、英語となるそうはいかない。意識的に自分の考えを何回も言葉に出して練習しなければ、基本的な日常会話さえ困難だ。やはり言語を習得するためには、話すことが重要で読み書きよりも最優先でやるべきことだ。

スピーキング強化のためのTOEIC S&R

そのためにはTOEIC S&R(Speaking & Writing)で英語力アップを目指すが良いだろう。TOEICでハイスコアでもスピーキングできないとなると、いざ英語で実務を任せる時に外国人と話せないようではどうしよもない。だから企業側もスピーキングレベルを把握するする上で、TOEIC S&Rを重視するようになってきている。

受験者がTOEIC S&Rを学習するメリットとしては、設問がシチュエーションに則した内容になっているため、実際に使える英語を頭の中で構築しコンテクストを作りやすいことだ。スピーキングテストでは、意見を述べる問題があるが、1分間スピーチで最初の15秒で結論、次の20秒でその理由、残り時間で結論を再び述べて締める。

こうやって自分の意見を理路整然と述べることは、仕事や日常生活で活用することができるため、テスト対策だけに終わらず生きた知識として使いこなせる。スピーキング練習で何度も口に出した言葉は、長期記憶に残りやすく、必要な状況に応じて言葉が出てきやすくなる。

問題解決思考が4技能をレベルアップする

スピーキングテストで問題を解くために取り組む時間で、スピーキングだけではなく言語の4技能(話す、書く、読む、聴く)を相対的にレベルアップすることができる。問題を解決する方法を調べるにために、必要な情報をネットや本などで調べてリーディング、リスニングし、それをメモして活用するためにライティングし、スピーキングで自分の考えを熟成させる。

その過程で英語スキルだけでなく、問題解決力、論理的思考力も上げることができる。英会話を学習する上で、日本に住んでいると自分のレベルを把握しづらい。やはり目標は数値化することでより具体的に意識するようになり、自分の現在の英語力も把握でき、日々の取り組みを改善することができる。

TOEIC S&Rは英語力を数値で目標化でき、しかも実践で使える4技能を全てレベルアップすることができるので、是非活用したいところだ。