英単語帳をいくら眺めても記憶にさっぱり残らないのは何故?

英語を使いこなすには、やはり英単語を覚えないといけないわけだが、この覚える作業が苦手だという学習者はかなり多い。

隙間時間などに英単語帳を眺めながら、覚えたつもりでも次の日になればすっかり忘れてしまい、いざ英会話する時も全く単語が頭に浮かんでこないということを僕も初心者の時には幾度も経験した。

なぜこんなに覚えられないものかと思ったが、その原因を追求してみると、脳の機能的なものだと分かった。

天才でも凡人でも脳の構造は大して変わらず、暗記力の差というのはそこまで個人差はない。ただ単に暗記する要領が良いか悪いかだけの問題だ。

まず英単語帳は、単語だけの羅列でそこに意味は含まれていない。

超越 Transcendence
天才 Genius
経済 Economy
春 Spring

このような、単語をパラパラと目を通すだけでは、脳の中で単語の関連性がないためにただの記号を処理しているのと同じで、覚える必要のない情報として処理されることになる。

記憶のプレセスはより重要性の高いものから覚えようとする。例えば、恋人とデートの約束をした時のメールのやりとりを忘れる人はいないだろう。文章を観ながらすでに脳内では、具体的に恋人と一緒にショッピングしたり食事をしているイメージをしており、文字を通して映像に変換され記憶化している。

暗記は映像化すること大量に覚えられる

暗記をする上では英単語帳をただ眺めるだけでなく、意味のあるイメージとして覚えることで、スポンジが水を吸収するように単語を覚えられるようになる。

僕が実践している方法は、英単語を短文にしてそれをボイスレコードに録音する。そしてその音声を目を閉じながら映像化して聴く。

こうすることで、単語に意味を持たせることができ、言語を処理する左脳だけでなく、映像処理するために右脳も活用することで脳が総動員して単語を覚えてくれるようになる。

また、英単語帳を一々開くのは面倒だが、ボイスレコーダーならボタンを押せば勝手に喋ってくれるので、あとは目を閉じれば脳が自然とイメージしてくれるようになり、非常に楽だ。

この方法だと、就寝前に照明を消した状態でも暗記することができ、1日の中で最後に情報をインプットしている状態なので、睡眠中に脳が最優先で英単語を記憶してくれる。

目の前の物を英語化する

また、普段の生活で語彙を増やすために、あらゆるものを英語化する習慣をつけるとよい。

例えば家にある家電製品を見て、

冷蔵庫 Refrigerator
電子レンジ Microwave
洗面台 Washstand
床 Floor

全て英語化して言葉にするとよい。そうすると物と単語が脳内で繋がるので自然と暗記するようになる。

こういった日常生活で使う物は毎日何回も目にするので、語彙を増やすに持ってこいだ。

これを発展していけば、自分の動作を文章化することでより多くの語彙を覚えることができる。

冷蔵庫を開けて食材を取り出す。
I take out the food by opening the refrigerator .

このように自分の動作を英語で実況中継しながら料理をすると、ご飯も作れて英語学習にもなり一石二鳥だ。これは自分の行動だけでなく、目の前のあらゆる人の動きや特徴を英語化して記憶できるので、習慣化すれば単語帳を見るよりも数倍の速さで単語を暗記できるようになる。

最後に

膨大な英単語を覚えるには机に座るよりも、現実世界の様々な場面を映像化することで脳に強烈な刺激を与え記憶せざるを得なくなる。

英語は意味を持たせれば1000でも2000語でも余裕で覚えられることを実感できるだろう。