日本人みんなが英語を話せる必要性はない

ここ数年英語話せたほうが良いという傾向が更に強まっている。英語熱に火をつけたのが企業の英語公用語化だろう。

楽天やユニクロのように英語が仕事をする上で必須になっていき、日本で働くにも英語が必要だと言う認識が社会の中に浸透している。

しかし勘違いしないでほしいのは、まだまだ英語必要とする企業はごく一部ということだ。言語習得するのは何ヶ月単位のレベルではなく、何年もの時間を費やさなければならない。

それは生半可な気持ちではできることではない。そして英語が得意になったからといって英語圏の国に行けば。それは最低限生活するためだけの能力だ。

「膨大な時間をかけて英語を学ぶ必要性があるのか」ということを自分の中で強く認識する必要がある。というのも何千時間も英語にリソースを費やすことを、別のことに使えばかなりの専門性を磨くことができるからだ。

それこそがグローバル視点でオンリーワンになり世界で特別なスキルとして自分の価値を上げることができるかもしれない。

日本は良くも悪くも同調圧力強く、皆が英語を話すべきという煽り方をメディアもするので、つい同じ方向に向きがちだ。

しかし社会というのは色んな役割が必要で、米を作る人、家を建てる人も必要だ。今は介護や小売、医療などで深刻な人手不足に陥っている。

英語を学んで外資系企業で働きたいという人材ばかり育ってしまえば、農業などの日本の食は危機的な状況になる。英語だけに日本人が多くの時間を割くべきではなく、バランス感覚を持つということがとても大事になっている。